フコイダンの効果や作用について
フコイダンの効果や作用について
フコイダンとは食物繊維の一種で、でんぷんなどと同じように糖が鎖のように多数繋がった高分子ではあるものの、ヒトの消化酵素では消化できない一連の化合物の一つです。
今の時代、食物繊維と言って不要物だと考える人はあまりいないでしょうが、栄養と言えば糖質、タンパク質、脂質と、あとはビタミンやミネラルくらいだと思われていた時代には、消化も吸収もできない食物繊維は邪魔者でしかないと思われていたこともありました。
しかし、消化管の内部で水分を抱えて便の量を増やしお通じを良くするといった働きは今では常識的になっていますし、これに類する効果や作用が他にもいろいろあることが分かってきています。
食物繊維としてのフコイダンの大きな特徴は、他の食物繊維に比べてより水分を抱える働きが強いことです。
これは、構成している糖であるフコースに硫酸基が結合していることによります。
この硫酸基が水との親和性が高いために、単位重量あたりでは非常に多くの水分を抱えておけるという特徴を持っているわけです。
特に、胃粘膜の保護作用が良く知られています。
胃は、胃酸や胃液によって自分自身を消化してしまわないように粘液で覆われているのですが、何らかの原因でこれが減少すると胃潰瘍などの症状を引き起こします。
フコイダンは水を多く保持してゲルのようになり、人間が本来持っている粘液と同じように胃粘膜を保護することができますし、消化されないこともプラスに作用します。